熊本県議会 2045-06-01 06月16日-06号
しかし、最近、主要作目の米を初め、ミカン、牛乳、豚肉などが恒常的過剰基調にあるため生産調整策がとられていますが、生産調整策が生産抑制策となっているのではないかと心配でなりません。農業者の生きがいは、少しでも多くとりたいという素朴な生産の喜びを求めて営々と努力するところに農業の発展があります。
しかし、最近、主要作目の米を初め、ミカン、牛乳、豚肉などが恒常的過剰基調にあるため生産調整策がとられていますが、生産調整策が生産抑制策となっているのではないかと心配でなりません。農業者の生きがいは、少しでも多くとりたいという素朴な生産の喜びを求めて営々と努力するところに農業の発展があります。
また、転作面積1万180ヘクタールについて、大麦の約3,000ヘクタール、野菜の約2,500ヘクタールを初め、55年度を目標とする県の指針が示されたわけでありますが、米の恒常的過剰基調の中で、農業生産の構造を農産物需要の動向に即した方向に誘導し、米の生産を抑制して総合的な自給率を図ることが国家的命題であるとしても、米以外の作物については、県の資料の中でも明らかのように、総じて技術経験が乏しく、転作に